まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

K山ラーメン出張(1)

先週は初めて地元K山へ。

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考えてみたら、医者になってこのかた、生協の病院でしか働いたことがない私。

研修医になった頃は、そんなところで働いていると大学に戻れなくなるぞ〜と脅されていたものですが。

まったく戻ろうと思わず15年。。

院長先生は超地元が近くて、大学の講師などなさっていたけれどそこに居着いたとのこと。

結構お年なのにバリバリ感あふれていて凄い。

 

他の先生方もいつの間にかずいぶんいることになった先生が多くて、古株ばかり。

なので、病棟に行っても、いわゆる医者が居なくてもいい感じの雰囲気。

 

私が研修した病院もそうだった。

患者が主治医ごとに分かれていて、その人のことはその先生にお任せ、

チーム医療なんてない。

だから、おひさまの高い時間帯にはまず医者はいなかった。

まあ、研修医というのは居ましたけれど。

 

いろいろな人と話すけれど、外科とか整形外科とか消化器とか当たり前のようで、

総合診療とか(家庭医療)とかはまだない。

なんだか市内には往診やっている先生がいるらしいですよ、とか噂もあるらしい。

 

地元K山市は大きい病院が4つぐらいあって、多分救急には困っていない。

もちろん、今は医師不足で大変だろうが。

 

多分、生協の足場はまだない。

田舎には家庭医の養成機関が少ないのだ。

もっと増やさなければ。

生協があるといいなあと思う。

 

という具合に、ラーメンめぐりをしつつ毎月ご報告をと思う。

毎回食べる時間ないかな。

今回もとりあえずあさくさを食べる。味噌は普通という人もいるがやっぱりおいしい。

あとは北方とか春木屋とか。

 

ではまた。