まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

そろそろソロ卒業

ずーっと何も書かないでいたのですが、

そうしているあいだに何も書けなくなってしまいそうなので

とりあえず書いてみることにしました。

 

現在、うちの診療所には研修医が来ていないので、

実質ソロになっています。ソロプラクティスというやつ。

これは結構つらいものが有ります。

 

所長であっても、多少相談する相手が欲しいわけですけど、

なかなか手短に相談というのが出来ない。

ネットを使えばいいじゃないかと思うでしょうが、

やっぱり目と目、鼻と鼻をくっつけないとわからないものがあります。

 

一応、となりでパート、パートらしき先生がやっているわけですが、

ああ、腰が痛いから、それは整形だよとか、

皮膚ね、それは何曜日の皮膚科、

耳だったらあそこの耳鼻科だよと、それ振り分け医的な総合診療を

展開するので、なんとなくしょげてしまいます。

こちとら、そんなんじゃないぜ、って。

 

あー、いつの日か、グループプラクティスってものを

やってみたいものだ。

しかし、全国には、1人診療所、1人開業の先生が大部分なわけですよね。

結構うちを含め、複数の医師がいるクリニックというのは

多分恵まれているんだろうなと思っています。

たまに、ソロだからってめげるなよと。

 

だからってつまらないってことはありません。

いろいろとやりやすい点もあったりはしますし。

本当はソロプラクティスの研究とかしてみたいのですが、

なんとなく回収率が悪そうなので手を出せません。

 

とはいいつつ、秋からはまた研修医の方が来てくれるようなので、

はりきってやりたいと思います。

それまではなんとか。。

 

次回は地道にやって来た地域連携について書いてみようと思います。

では。