緩和ケアで著名な新城先生の開業にまつわる解説書。他の類書に比べて、実践的で本音がたくさん書いてあってとても興味深く読めました。
特に、看護師は雇うなというお父上からの進言は、現実が現れていて面白かったです。雇用上の特性を考えないといろいろと難しいようですね。
なんとなく自分と似ているような気もして、自分が開業するならどんなふうにやるかなーと想像しながら読んでいました。
- コンサルは使わない
- 徹底したコストカット
- 看護師は雇わない
- iPhoneを使った連携
これはやってみたいと思うことばかりです。
ただ、緩和ケアの在宅専門クリニックというのは自分には合わないなと思っていて、やはり外来も行う形の家庭医がいいなあと思います。できたらグループ診療でしょうね。ただ、この本を読むと結構なコストがかかりそうだし…
相模原に来て、家庭医的診療所に必要なことが少しわかってきました。都会だとどうしても内科小児科止まりになってしまう気がします。
時々引っ張りだしてまた読んでみたいと思います。