まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

FINERのFが大事

相変わらずの大学院生生活ですが、まだ相変わらずテーマを探っているところです。まったく遅い。。結構興味のあるテーマはたくさんあるのですが、研究として一つやろうとすると決まりません。

4年前もこんなでした。

tetsu8kano.hatenablog.com

 

自分の頭の整理のために少し書いてみたいと思います。

 

テーマを決める時に大事なこと。

 

FINERクライテリアの特に

Feasibility

これが1番の問題な気がしています。

すごく意味ありそうな研究だなと思っても、データがとれない、あまりにも大規模な調査が必要という場合は、feasibilityが低くなります。

 

もうひとつ

Relevant

これもやっかいです。自分は面白いと思っても、それ結局やる意味あるのという研究もたくさんあります。

 

大学院に入る前は、Ethicalだったり、Interestingかどうかが一番問題と思っていましたが、現実は違いました。

課程を全うするためにどんな研究をすべきかということも考えなければいけません。4年以上を費やすわけですから、あまり重箱の隅をやるわけにもいかないのです。

 

 

 

本当に役に立つ研究というのはそんなに存在しない。

けれども、そのなかで本当に自分が知りたいことはなんなのか。

まさに探求に違いありません。

もっと時間をかけてやらなければ、でも社会人大学院としては、

要領よくやる必要もある。。

といった思考の堂々巡りをしている今日この頃です。

 

 

 

それから、プライマリケア研究のトレンドも理解しておかないといけません。

  • Multimobidity
  • Ambulatory care sensitive conditions
  • Super Utilizer
  • Patient Experience
  • Complexity

あらためてjikeiに入ったというのはPC研究のcentorそのものだったと思います。自分がうまくできるかどうかはちょっとわかりませんが。

この記事は自分へのまとめとして書いています。

なんとかやりきらないとなあ。

 

では。