まちづくりと家庭医2

家庭医がコミュニティを育てる日々の記録

家庭医開業医の在宅

一人で在宅をやりたい。

誰にも迷惑をかけずに仕事をしたい。

そんなことはできるはずもない。

まず在宅は楽なんてことはないがそれに挑戦したい。

1日在宅4人見て外来と小児みて週休二日

そんな世界が実現するだろうか。 

 

 

グループ診療できる?

 

3人でやるといっても医師一人の給料は高い。

人数分を稼ぐにはかなり働かないといけない。

結局病院よりも患者を集めなければならなくなる。

主治医制を取る限り変わらない。

それとも複数主治医制がよいのか。

最近考えていたりする。

開業医同士で診療をシェアする形ができないか。

例えば、曜日で時々シェア相手の

診療所に勤務して、患者や仕事を覚えて

いざという時に出動できるようにする。

試行錯誤してみようか。

 

 

非常勤医師 保険登録の問題

 

制度上の問題

→ 平日の代わりがいない

実はすでにここはクリアしつつある。

平日夜間も含めて当番してくれる

サービスがすでにある。

まだ使っていないが、どんなもんだろうか。

 

 

患者をどうやって集める?

 

そもそも患者をどこから持ってくるか

外来と訪問の組み合わせ

どちらかでカバー

これは多分地域を選べば問題ない

競合が少なければ少なからず紹介はある

ただ、在宅専門が割とがん緩和系を

さらってしまうことが多いので、

いわゆる高点数の患者は回ってこない

 

 

在宅の点数を覚えないといけないのはなぜ?

 

そこまでお金に振り回されたくない

往診、訪問、毎月の管理料 

膨大にある療養管理料

こんなの覚えられないよ

覚えた方が儲けられるというのはおかしくないかい

事務外注サービスあり でも規模感が違う

結局、地道に事務さんと勉強しています。

ただ、こればっかりはなりたくない。

 

 

相談したい時どうする?

 

メジャーなSNSはオープンすぎて 

もう少しクローズドで信頼できるものがいい。

昔からあるメーリングリストは

信頼できるものの数人だとレスが大変だと思う

これに関しては自分で作ろうかと思っている。

slackで家庭医を集めて。

 

 

ほんとに地域連携ってできるの? 

 

医師会に同世代で在宅をやっている人がいない。

となると、話が合う人はほぼ見当たらず、

地域で連携が難しい。

上の先生でも往診している先生はいるが、

なかなか在宅をシェアできることはない。

何か対策があれば…

 

 

患者情報の共有 

 

情報共有の壁

メーカー乱立、共有できない、どうなってんの

MCS、LINEワークスぐらい

ほとんどはFaxオンリー

新規の訪問看護でもそういうのが多い

せめて個々に携帯を持ってLINEぐらい

使えるようにしてくれないだろうか

 

 

いつでも往診するの?

 

最近は救急往診という概念があるらしい。

何か調子が悪ければ、スマホで

往診を呼ぶらしい。

わざわざ受診なんて面倒くさいと。

往診料と夜間加算で2万円のコスト。

熱が出た人が往診を呼んでその値段。

子供なら無料。

便利さを武器にボロ儲けしているのか。

 

本来の定期訪問は

月2回計画的に訪問し、

いざとなったら往診もする

通院できない人が対象なもの。

コンビニ往診はやらないし、

広まってほしくない。